2008年3月16日日曜日
2008年3月16日(日)
6:00起床。しかし眠くて6:30に再度目覚ましセット。今日はフルデビューの日。荒川市民マラソン会場の浮間舟渡へ向かう。朝食はコンビニお握り。浮間舟渡はランナーの群れ。歩いて川辺に移動。すごい人。エントリーカードが手元に無いので、再発行をお願いする。無事ゼッケンと参加賞その他を受け取る。着替えてから荷物を預けて、トイレに行って準備体操。スタート15分前になったので自分のブロックに移動。スタートラインから数百メートルは後ろですなこりゃ。まあ2万人も参加者が居たら仕方ないけど。DJによるMCが始まり会場を盛り上げる。いよいよ号砲。しかし暫くちんたら歩くのみ。号砲から8分ほどしてスタートラインを通過。三浦ハーフと同様、最初はつっかえつっかえ進む。人の群れはともかく、天気も良く、コースも平坦で走りやすい。キロ5分半程度のペースで7km地点までゆっくり進む。70歳以上とお見受けするランナーが居て勇気付けられる。背中にはフル百回楽走会と書いてある。途中、よせばいいのに無駄にキロ5分を切る1kmもあったりするが、その後も大よそキロ5分ちょっとのペースで25km付近まであっという間に到達。こまめな給水所設置と、沿道の声援、そしてバナナやブドウ糖などが嬉しい。給水は欠かさず、また食べ物もちょこちょこ頂きながら走る。折り返しの平井大橋付近までは楽々。Netで1時間54分位でしょうか。その後も暫くはキロ5分ちょっとのペースで快走。このままなら4時間切りは楽勝か、と思った矢先の26キロ付近で身体が重くなり、また脚の疲れも急激に悪化。確かに練習でも26キロ以上走った経験は無いから、まさに未知の領域。あと16キロか・・・と精神的にもやや暗い気持ちになる。それとともに、今までは飛ぶように過ぎ去った1キロが極端に長く感じられる。時計を見る回数が増えたためか、時間の進みまでが遅くなったようだ。辛うじて28キロまではキロ5分ペースを維持。しかしこの2キロの何と長いことよ。折り返し過ぎてから、ちらほらと歩き始めるランナーも目立つようになる。ここからが正念場と気を引き締めるが、膝と股関節の痛みが気になって、ストライドが小さく縮こまった走りになっているのが自分でも情けないほど。31キロ、32キロとキロ6分を割り込むペース。今までは抜かす一方だったが、流石にこのペースでは抜き去られる一方。しかし脚がしんどい。あと10キロか。ふと目線を上げると、沿道の看板に「ここからがマラソン」とある。確かにその通り。ここまでの30キロなんて前座のようなものだなぁ。5キロ付近で抜かしたフル百回楽走会の方が、堅実なペースで隣を駆け抜けてゆく。ああ、自分も70歳過ぎてもこういうお年寄りでいたいものだと心から思い、こんな若いうちからここでへばってはならぬと奮起する。無理やりストライドを大きくするよう意識し、前に出なくなった脚の代わりに、腕の振りを大きくする。すると次第にペースが戻ってきて、集団の平均速度程度には復調してきた。しかしそれも長くは続かない。日が昇って気温も上がってきたためか、給水所のたびに水分補給量が増えてきて、また身体が重くなってくる。給水所のシャーベットも手に取るが、とても全部は食べられない。ついに36キロ付近で左腿には痙攣の気配も。私設エイドで塩を配っている方がおり、それを頂いていなければどうなっていたか。少し立ち止まって左腿をストレッチ。このラップは何とキロ7分。残り5キロを、キロ6分以内で走らなければ、4時間切りはできない。ここから気合を入れなおし、足を引きずりながら、もっぱら腕の振りで前に進む。38キロのラップは5分54秒、39キロは5分58秒と、綱渡りながらゴールに近づいてゆく。最後の給水所で一杯水を飲み、二杯目は頭にかぶって自分に喝を入れる。もう完全に気力だけ。今までハーフしか知らない自分は甘かったなぁと思う。文字通り歯を食いしばりながら、脚の痛みと戦いつつ前に進む。今度は右足の腿に痙攣の予兆を感じる。しかしまだ40キロ。あと2キロと少しをキロ6分以内で刻まなければ4時間切りはできない。終盤の1キロは10キロにも匹敵する辛さだと良く言われるが、確かにその通り。残り1キロ。沿道の応援も増えてくる。42キロの表示があり、200メートル先にはゴールが見える。あとは駆け抜けるだけ。脚を引きずり引きずり、ついにゴール。時間は号砲から4時間5分56秒後だが、8分40秒のロスタイムがあるから、まず4時間切り達成したと思っていいだろう。完走の達成感に浸りながら芝生に身を横たえると、ハーフ完走時とは比べ物にならない疲労で全身が鉛のようだ。特に膝と股関節の痛みがひどい。RCチップを返却し、荷物を預かり所からpick up。大会Tシャツに着替えると、予想通り胸が擦れている。ケアを怠ったがためだが、これはシャワーがしみそう・・・。えっちらおっちら土手を登り、大会会場を見渡すと、今まさにゴールするランナー、表彰を受けるランナー、その家族や友人達が一望できる。やっぱりマラソンは良いものだなぁと思う。テニスのためのスタミナ増強に始めたが、マラソン単体でも十分すぎるほど楽しいです。駅まで30分近くかけてゆっくり歩く。これほど電車で座席に座りたいと思ったことは無いが、結局座れず。発進停止のたびに脚が痛むが、これは入念にストレッチをすれば多少は改善するでしょう。15:50帰宅。シャワー浴びて、洗濯し、ストレッチ。そこから昼寝。17:30頃復活。脚のだるさは多少改善している。膝の痛みは取れないが、股関節の痛みは無くなった。外出してテニパラ、郵便局、天一で夕食。その後台湾式足裏マッサージ。結構気に入りました。以前疲労の残る身体を横たえ、24:00就寝。
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