2009年3月23日(月)

7:30起床。もぞもぞ当日に出張準備。駅に行ったら総武線快速のダイヤが乱れとる。ついでに成田はFedEx機事故で滑走路が1本しか使えず、欠航続出の模様。30分遅れのN'EXに乗り込み、成田に到着。搭乗予定のAlitalia便は飛ぶようで一安心。ガラ空きのラウンジの窓から眺める滑走路の上に、事故機の痛々しい姿が。乗組員の方のご冥福をお祈りします。出発は小一時間ほど遅れ。機体はボロいけど飛んだからいいや。ワインはまあまあ。お料理はフツー。どっちにしても映画はロクなものが無かったけど、ヘッドセットが断線してて、結局本を読むことに。村上春樹の『辺境・近況』と『国境の南、太陽の西』読了。前者は国内外の旅行のスケッチ。飛行機の中で読むには丁度良いかも。後者は結構長い時間軸で語られる恋愛小説的な趣。こう書くと軽いけど、人生って何だろうと考える。勢いで高村薫の『黄金を抱いて翔べ』読了。村上春樹の印象派的タッチと比べると、写実的な高村の筆致はどこまでも精緻で重く、正直ちょっと疲れるよなーと思わなくもない。こっちが先だけど、内容はさしずめ和製オーシャンズ11と言ったところか。ただ、どの登場人物にも影というか傷というか、ただならぬところがあって、これまたストーリーをずっしり重くしている。その後就寝。時間不明。起きて溜まったメール整理。結構取りこぼしがあって冷や汗。Milanoに到着。やっぱ直行便は楽ですね。Hotelまでlimoにて。Hotelお勧めのristranteへ。煙草も吸えます。お料理はさすがに美味しい。ワインはChantiの若いもの。ちと軽すぎたかも。ごめんなさい。22:00に戻って就寝。